松田先生ラジオ出演8 最新のデーモンシステム

ラジオネーム・歯は命さん 34歳の女性からメールを頂きました。『この間、この番組で「デーモンシステム」という治療法のお話をされていましたよね。確か痛くなく  治療期間も短くてすむとおっしゃっていたようですが、もっと詳しく教えて頂けませんか?歯ならびを治したいと思っているのですが、どうしても痛いのが怖くて歯医者さんに行けないのです。どうぞ宜しくお願いします』ということです。では、今日は「デーモンシステム」について教えて下さい。

 

先生:はい。「デーモンシステム」は、アメリカの矯正歯科医デュイット・デーモン博士によって開発された、摩擦の少ない装置とハイテクワイヤーを組み合わせて使う、最新の矯正治療システムの一つです。

 

従来の治療法とどう達うんですか?

 

先生:最も大きな違いは、ワイヤーのとめ方です。従来は細いワイヤーやプラスチック製のゴムでワイヤーをとめていましたので、摩擦が多くワイヤーの滑りが悪いという欠点がありました。デーモンシステムは、シャッター式という方法で、ワイヤーをとめますから、歯の周りの血液の流れを妨げないような弱い力を使いますので、痛みが少なくなります。

 

弱い力だと、治療期間が長くなりそうな気がするんですが、どうして短くなるんですか?
先生:弱い力は血液の流れを妨げないので、歯の動きが早くスムーズになるんです。それに、弱い力を使いますので歯周病やあごの関節に問題のある方の矯正治療にも適しています。ただ、舌や唇、ほっべたの筋肉の働き方が治療の結果に影響を及ぼしてきますので、例えば、口を開けていたり、舌を出す癖のある人は、意識して止めるようにする必要があります。

 

見た目に装置が目立つって事はないですか?

 

先生:確かに従来の装置はシャッター部分が大きく目立ちましたが、最近、主に日本人向けに小さく目立たないものも開発されています。

 

矯正歯科治療の方法もどんどん進歩しているんですね。 

 

 

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