あなたの舌は大丈夫? 口を閉じた時の舌の正しい位置
正しい位置に舌はありますか?
・何かに夢中になっている時
・普通にお口を閉じている時
・特に『タ行の音』が入った言葉を発音する時
・飲み物、食べ物を飲み込む時
あなたの舌は上下の前歯の間に少しはさまっていませんか?
この『くせ』があると矯正治療中、特に前歯の状態がなかなかよくならず、治療後、歯並びが元に戻りやすくなってしまいます。ここで、重要なことは 舌を適切な位置に置く練習をすることです!!
ではどのような方法でこの癖を治せばよいのでしょうか?3つのステップに分けてお話します(^v^)
STEP1
口を閉じた時の舌の正しい位置を意識することが大切です。お口を閉じている時は、舌の先は上の前歯のすぐ裏側『スポット』に意識をして、軽く当てておきましょう.ボールペンの先が『スポット』です。
STEP2
タ行の音を発音する際に、舌の先を上の前歯の裏側『スポット』にあてて発音しましょう。最初はうまくできなくても、毎日練習すれば必ずできるようになります。
言葉の例)
タヌキ タワシ タタミ チキュウ チュウシャ チマキ ツクシ ツリ ツキ テンキ テスト テントウムシ
トリ トケイ トタン
STEP3
舌の先を『スポット』に軽くつけながらコップのお水を一口ずつ飲んでください。(鏡を見ながら、舌が上下の前歯に挟まっていないかチェックしましょう)
※初めのうちは、お水がお口からこぼれてうまく出来ないかもしれませんので、タオルを用意しましょう。
以上、3つのことをしっかりマスターしましょう。そうすれば、きっと『あなたの舌』は正しい位置を覚えることができます。
いかがですか?
今までのレッスンを読んでみていかがでしたか?(ひととおりやってみた方もいると思います。ちゃんとできましたか?)舌の正しい位置を覚えたり、口を閉じるようにするのは簡単なように思えますが、今までずっとしてきたことを変えてしまうのですから、とても大変な事ですよね。
しかし
毎日毎日の練習の積み重ねとあなた自身のやる気があれば、必ずマスターすることができますよ。
最初のステップができないからといって次のステップにあせって進んだり途中で辞めてしまわないで下さい。
1日1回必ず取り組みましょう。
何回失敗しても、ゆっくり時間をかけてもいいので、ひとつのステップをマスターしてから、次のステップに進むようにして下さい。
一生懸命がんばれば、意識しなくてもきっと自然にできるようになります。あきらめずに最後までやりとげてください。
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