顎顔面矯正治療との出会い

前回のコラムからの続きです(^^♪

前回は、なぜ受け口傾向のお子さんは鼻が悪く口呼吸になってしまうのか?というところで終わりました。

 

結論から言うと、皆さん上顎の発育がとても悪いんです。最近のお子さんは特に多いです。
上顎が小さいと、それに伴って副鼻腔も気道も狭い子が多く、結果的に鼻で呼吸がしにくいため必然的に口呼吸になります。

口呼吸が習慣化すると、今度は喉を悪くしがちです。
さらに、呼吸がしにくいことから睡眠に影響が出ることが多くなります。育ち盛りのお子さんの睡眠の質がどうしても落ちてしまい、睡眠時間を確保しているにもかかわらず、睡眠の質が悪いことから昼から眠たい顔をしている子がいます。

上顎の成長が悪いことが、子供の成長にとても悪影響を及ぼしてしまうことがよくあります。

 

現在、私がごきそ歯科で行っている子供の矯正治療は、「顎顔面矯正治療」と言って、一般的な子供の矯正治療よりも、より骨格に注目した治療です。様々な治療法がありますが、子供の不正咬合の大半が上あごの成長不足から起こり、さらにそれを改善することで歯並びだけでなく、骨格、機能を改善することができるのです。

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