子供の矯正歯科 顎顔面の成長を促す治療です

コンセプトは『12歳までに正しいかみ合わせを!』

 

ごきそ歯科医院では、子供の矯正歯科治療を歯列育成治療」と呼んでいます。

 

歯列育成治療は、様々な要因によって、ずれはじめた成長を早い段階で見つけて正常な方向へ導き、子供の本来持っている顎の成長力を最大限引き出し、無理なく永久歯が生えるように成長を促す治療です。4歳~11歳くらいのお子様を対象としています。

 

 

 

 

 

 

 

 

子供の不正咬合の種類と特徴

受け口や開口といった顎性の問題がある不正咬合は、小学校高学年以後まで放置すると、だんだんひどくなてしまい、治療がより複雑化し治療期間も長期化します。初めは、歯だけの問題で起こっている場合でも、放置すると「あご」に問題が移ってゆくことがありますので、早めに治療を始めることが重要です。子供の矯正治療は歯を支える骨、あごの骨、頭蓋骨、それらを取り巻いている組織(歯肉や頬など)までを考慮します。この治療によって子供たちが本来持っている成長の力を引き出し、現在起こっている歯並びや、あごの成長不足と言った様々な問題を改善します。その結果として、不正咬合が治り、健康できれいな歯並びへと導きます。

ここでは、早い段階から治療を開始した方がよいうとされている状態をご紹介したいと思います。

 

①反対咬合・受け口(下顎前突)

・乳歯列期に始めたい不正咬合です。できるだけ早いアプローチが必要です。

 

 

 

 

②出っ歯(上顎前突)

・上の前歯が下の前歯より大きく出ている場合です。

・鼻やのどに病気がある場合は、これが原因の1つになっていることがありますので、あわせてこちらの治療も行っていただきます。

 

 

 

 

③開口(かいこう)

・上下の前歯がかみ合っていなくて、上下的にスキマが見られる場合です。

・舌を上下の前歯の間に挟んでいる癖のある場合は、これを治す訓練が必要です。

『あなたの舌は大丈夫?舌の正しい位置は?』を参照してください。

 

 

 

 

④下顎の横へのズレ(側方偏位・交差咬合)

・下の前歯の真ん中(正中)に対して、下の前歯の真ん中(正中)が、下の前歯の幅の1/2以上、左右どちらかに横にズレている場合です。

 

 

 

 

 

始める時期と治療期間

乳歯と永久歯が混在している時期(混合歯列期)である、小学校1~2年生くらいから始め、永久歯が生えそろう頃までを治療期間としています。子供の矯正治療は成長期に行うことが重要です。
受け口を始めとする骨格的な問題に移行しやすいケースでは4~5歳から始める場合もあります。
いつ頃から治療を開始するかはお子様によって違います。お母さんが歯並びが変だと思ったらまずは見せてください。そして、定期的にチェックします。そしおて必要であれば治療を開始します。
どんなに複雑な歯並びでも最初はごく単純な不正咬合から始まります。できるだけ問題が複雑化する前に問題を解決することが大切です。

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子供の矯正治療の目的は

歯列育成矯正の目的とは顎の成長を促すことです。そのためにはなぜ子供の歯並びが悪くなったのかを一緒に考えることから始めます。そして、その原因にアプローチすることで、本来子供が持っている成長力を引き出し、正しい顎顔面の発育を後押しすることを治療の一番の目的としています。子供の顎は柔軟で、今現在(乳歯と永久歯が混在している混合歯列期)歯並びでお悩みの場合もバイオセラピーと拡大を併用することで、顎顔面の発育を促し、正しい位置に歯が動く可能性が高くなります。

 

 

 

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子供の矯正歯科は名古屋市昭和区ごきそ歯科医院へ

 

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