松田先生ラジオ出演2 矯正治療中の口内炎

ラジオネーム:クレマチスさんからFAXをいただきました。『矯正治療をしたいと考えていますが、先日、治療中の友人が「歯に装置をつけているから口内炎ができやすい』と言っていました。私はもともと口内炎が出来やすいタチなので、矯正装置を入れたら、口内炎だらけになってしまうのではないかと心配です。矯正治療をすると本当に口内炎が出来やすくなるのでしょうか?口内炎が出来ないようにする方法はないですか?」ということですが、先生、矯正治療中は口内炎が出来やすくなるんですか?

 

先生:確かに、矯正治療中は装置とすれて、頬や唇の内側に口内炎が出来ることがあります。矯正装置がすれて痛い場合は、そうおっしゃって頂ければ、矯正歯科医院で、ワックスという樹脂をお渡しします。粘膜にあたっている装置の上に貼り付けて、痛みをやわらげるものです。飲み込んでも害はありませんが、食事の時は、はずして頂くことをお勧めしています。

 

矯正装置をしても、必ずしも口内炎になるとは限らないってことですか?

 

先生:そうですね。人によっては、装置がすれて口内炎が出来やすくなる事もあります。口内炎には他にもさまざまな原因があります。歯磨きの不足や咬み合わせの不具合、アンバランスな食生活、睡眠不足、喫煙、飲酒などが原因で口内炎が出来ることもあります。また、ストレスがかかると、体の免疫力が低下して口内炎が出来やすくなります。体質的にできやすい人もいますから、日頃から、ゆっくりしゃべる、ゆっくり食べる、出来るだけリラックスするなど生活習慣にも気をつけられるといいかもしれませんね。

 

一概に矯正装置のせいで口内炎になりやすくなるとは言えないわけですね

 

先生:えゝ、逆に、もし、これまで咬み合わせの不具合から口内炎が出来やすくなっていたのだとすれば、矯正治療をすることによって、口内炎が出来にくくなる事もありますから 、思い切って治療を受けてみてはいかがでしょうか?

 

そうですね。一度矯正歯科にご相談になってみて下さい。

 

 

子供の矯正歯科は名古屋市昭和区ごきそ歯科医院へ

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