松田先生ラジオ出演１５ 矯正治療のセカンドオピニオン
ラジオネーム アマリリスさんからのご相談です。「以前から治したいと思っていた歯並びを思い切って治そうと、近くの矯正歯科に行ったのですが、先生が十分な説明をして下さいませんでした。不安になって別のところに相談に行ってみたのですが、そこでは、顎の手術をしなきやダメだと言われました。最初の先生にその話をしたら、不機嫌になってそんな必要はないと言われました。出来れば手術はしたくないのですが、このままこの先生のもとで治療をするのも不安です。どうしたらいいんでしょうか？」というご相談です。先生、こういう場合は実際のところ、どうしたらいいんでしょうか？
先生：はい、最近は私のところにも何軒かまわって来る方がいらっしゃいます。専門医であっても、治療方針や説明の仕方は様々です。技術的なことも重要ですが、先生との相性も大切です。納得して治療法を選ぶことは、患者さんの基本的な権利ですから、最初に行った歯科医院に不安があれば、セカンドオピニオンで、別の歯科医師に意見を聞いてみましょう。それで不機嫌になられるのなら、納得のいく説明が受けられる専門医を探された方がいいかもしれませんね。
治療に行って意見だけを聞いて、やめる事もできるんですか？
先生：治療が始まってから替わるのは難しいですから、初診の段階で「どういう治療をしてもらえますか？」と率直にお尋ねになって、治療方針や治療費などを詳しく聞いてみるといいですね。できる事とできない事をハッキリ言ってくれるかどうか等で判断し、納得がいかなければ、2～3軒初診だけでも受けてみればいいと思いますよ。
初診だけでもお金はかかりますよね？
先生：初診料が必要なところと必要ないところがあります。それも事前に電話やインターネットで確かめてみるといいかもしれませんね。ホームページを見ると、治療費やどういう治療法に力を入れているかなど、ある程度予測ができますから、自分にあった専門医をみつけるヒントになると思います。
最初に行ったところの先生に遠慮しないで、納得のいく治療を受けられるところを探せばいいんですね。
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