お口を閉じる習慣を(*^_^*)

なぜお口が開いてしまうのでしょうか?

 

鼻疾患(アレルギー性鼻炎など)があり、鼻が詰まってしまって鼻で呼吸がしにくいため。そもそも、口で呼吸することが癖になってしまっている。歯並び、骨格的な問題がありお口を閉じることが難しい。口の周囲の筋肉が弱く、常にお口を閉じてられない。などなど。

 

お口が開いてしまう習慣があると、口の周囲の筋肉が緊張し、歯並びの横幅が狭くなり、結果、出っ歯になります。お口が開くことにより、下あごが後退し、より上顎が突出した顔つきになります。下あごの後退は、将来的に顎関節の問題を引き起こす可能性が高くなります。歯や歯肉が外気に常に触れることで、歯に着色が付きやすくなり、お口が乾燥しやすくなるので、歯肉炎や歯周病を引き誘発します。

 

お口を閉じ、鼻から空気を吸うことには実はとても大きなメリットがあります。鼻から吸った空気は副鼻腔を経由して気道に入ります。この副鼻腔には、空気を暖めたり、湿気を与えたり、鼻腔内の粘液や上皮により細菌や汚れを除去する働きがあるのです。よって、お口で直接空気を吸うと、外の空気が直接気道に入りますので、喉の疾患などを引き起こしやすくなってしまいます。

 

お口を閉じる習慣を身につけることは、単に歯並びや顔つきにだけではなく、喉や気管などにも影響があるんですね。物理的な問題でお口が閉じられない場合は除けば、トレーニングをすることでお口を閉じることを習慣化することはできます。

 

子供の矯正歯科は名古屋市昭和区ごきそ歯科医院へ

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ