松田先生ラジオ出演10 乳幼児のお母さんの矯正治療

匿名希望 28歳の女性からメールを頂きました。「私は今年出産し、仕事を辞めました。最近、同じママ友だちが職場復帰のため、子育て中に矯正治療をしたと言っていました。これまで育児中に矯正なんて考えてもみませんでしたが、私も前歯が少し斜めを向いているので、出来れば今のうちに矯正治療をして、再就職に備えたいと思います。出産直後でも矯正治療はできますか?支障はないですか?」というご相談です。なるほど‥・。お子さんの矯正治療ではなくて、お母さんの方が出産で仕事を辞めたり休んでいる間に、矯正治療をしちゃおうって事なんですね。先生これはいかがですか?

 

先生:最近そういう方が増えています。理由までは聞いていませんが、子育て中に、ご家族や保育所などにお子さんを預けていらっしゃったり、中には連れて来られて、抱っこしながら治療を受けている方もいらっしゃいます。教育費などで、お子さんにお金がかかるようになる前に、長年したかった矯正治療をしてしまおうって事もあるかも知れませんね。

 

出産までは仕事で時間が取れなかったけれど、やっと家にいる時間が出来たって事もあるんでしょうね。でも、出産した後だと歯に負担はかからないんですか?

 

 

先生:以前は、出産すると、子供にカルシウムを取られるので、歯がぼろぼろになる等と言われていましたが、今の時代は、カルシウム剤で補ったり、歯のために良い食事を心がけて頂ければ、大丈夫です。ただ、矯正のために歯を抜く必要がある場合は、授乳期であれば、避けた方が良いかも知れません。その他は、出産後だからと言って、直接、矯正治療によって、支障があるという事は無いですよ。

 

 

どんな治療法がいいですか?

 

 

先生:そうですね。子育てをしながら頻繁に矯正歯科に通うのは、なかなか大変ですよね。以前お話した「デーモンシステム」という方法でしたら、通常1カ月に1回は通院して頂くところを、6~8週間に1回で済みますから負担が少なくなります。育児明けを見越して、歯ならびを治療するという前向きな気持ちは、育児のストレスも軽くしてくれるのではないかと思います。

 

新しい発想ですね。一度矯正歯科医にご相談してみて下さい。

 

 

子供の矯正歯科は名古屋市昭和区ごきそ歯科医院へ

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