乳歯列期に一度見せてください バイオセラピーのすすめ
「子供の歯並びは大人の縮小形ではありません」
子供の歯並びは様々な過程を経て大人の歯並びに変化してゆきます。
様々な過程とは、お口の周囲の筋肉の状態。
口呼吸、指しゃぶりなどの様々な癖。
食生活習慣や虫歯の有無。
などなど
すなわち、子供の時からの様々な癖や習慣、虫歯などの病気が実は顎顔面(歯並びも含む)の成長に大きく関与し、成長の方向性を決めているのです。
確かに、親子であれば顔は似てきます。
しかし、育ってきた環境や食生活が違うので実は顎顔面の形や歯並びは似ているようで違った状態に育ちます。
「子供の顎顔面・歯並びの育成で一番大切なことが2つあります。」
①なぜ今の歯並びになったのかを考え、その原因をできるだけ早い時期に解決することで正しく顎顔面の成長が進むように後押ししてあげる事。
②成長期に原因を解決してあげる事
そのためにも、まずは乳歯列期(乳歯だけの歯列)に一度医院にお越しください。
乳歯の状態を見ることで将来的な歯並びの予測ができます(あくまでも予測ですが)。
そこで、仮に綺麗に並ばない可能性があるとしたらいきなり装置を入れるのではなく、バイオセラピーという成長を促すためのトレーニングをしてもらい、少しでも顎の成長を促します。
ごきそ歯科医院ではこのバイオセラピーがとても大切であると考えています。
バイオセラピーとは
①食育
②器具を使った顎の周囲の筋力トレーニング
③悪い癖を見つけて治す
といった治療です。
子供の歯列不正には必ず原因があります。その原因をできるだけ早く見つけて治し、顎の成長の軌道修正をすることが大切です(^^)/